要チェック! 7つの危ない塗装店

インターネットの比較見積りサイト、最安値を本当に信じますか?

インターネットの比較見積りサイト、最安値を本当に信じますか?

「カンタン一括比較見積り!」「優良塗装店のみ掲載!」「良い塗装店ランキング」インターネットで検索するとこんなホームページ、よく見かけますね。
私たちも相場観を把握するうえで比較見積りをオススメしています。しかし、一括見積ホームページや優良塗装店ホームページの中だけで比較し決めるのだけは避けて欲しい!

実はこういったホームページ、塗装店が直接運営しているのではなく広告会社が運営しています。
お客様がこれらのホームページで見積もりを取り成約すると、運営元の広告会社は塗装費用の10〜20%を手数料として塗装店に請求します。塗装店は予め手数料分を上乗せしお見積もり金額を出します。
察しの良い方は気づいたかもしれませんが、どんなに比較しても「広告会社が中抜きする費用」は削られません。

また広告会社が運営するホームページは、相当なコストをかけて検索上位で目に付く箇所に「広告」を掲載しています。それら広告会社の広告費用も、知らず知らずにお客様が負担しているのです…

そんな裏事情を理解頂いたうえで、是非「比較見積りホームページ」での見積りと、大柿塗装店の見積りを見比べてください。違いが分かるはずです!

 

「今直さないと危険!」「今契約してくれたら割安!」など、契約を即決させようとする

「今直さないと危険!」「今契約してくれたら割安!」など、契約を即決させようとする

 

「屋根が老朽化しておりスグ工事する必要がある!」「今月決めて頂ければ割引!」あの手この手で契約を促し、比較見積りや冷静に考え直すスキを与えない塗装店は特に注意です。

雨漏り等の実害が出ていない限り、今すぐ契約する必要はありません。同業の塗装店と比較されたり、ご家族やお知り合いに相談されるとボロが出そうなので即決を求めているだけです。

また「今なら割引!」とおトクに感じがちですが、元の見積り価格が上乗せ価格であれば割り引かれてもそんなに得ではなく、むしろ同業他社よりも結果的に割高な金額かもしれません。

相手のペースに乗らず「何か嫌だな」と感じた際は「相談します…」と濁さずに「今は契約しません!」とキッパリ断りましょう。

良心的な塗装店であれば事情を理解し、比較して納得されてからまたお声が下さいと言ってくれるはずです。

 

爽やかな訪問営業マン。話はうまいけど、塗装の事はよく分かっていない事も…

爽やかな訪問営業マン。話はうまいけど、塗装の事はよく分かっていない事も…

 

訪問営業が100%悪徳という訳ではありません。しかし営業マンの(それなりに高い)人件費がお見積金額の中に含まれているのは100%事実です。

また営業マンも様々方が居ます。塗装職人を経験してから営業職に移った知識豊富な方も居ますし、短期間の研修とマニュアルだけの知識で提案する方も居ます。

更にややこしいのが乱立する「外壁塗装資格」。塗料メーカーや業界が認定した者に資格証を発行されますが、その認定基準はそれぞれ。
一定の実務経験と知識を確認した上で認定される資格もあれば、研修を受ければ取得できる資格、はたまたおカネさえ払えばもらえる資格もあるとか…

コストパフォーマンスを重視して塗装店選びをするのであれば、余計な人件費をかけず現場で培った知識で勝負する「職人が主役の塗装店」をオススメします。

 

お見積もりの内訳が「塗装工事一式」

お見積もりの内訳が「塗装工事一式」※危ないので100%避けてください!

 こちらは大柿塗装店の見積り書
クリックして内訳を確認ください!

「しっかり説明も受けたから、お⾒積もりは”⼀式”でいいや」それ、危ないです!
お見積もり書は金額の提示以外に「何の⼯事を⾏うか」が分かる大切な資料であり証拠です。
この見積り書があれば、他の塗装店と比較する際も金額で現れない「違い」を見つけることができますし、次回の塗りかえ時まで残しておけば有効利用できます。

しかし書面が「工事一式 ○○円」だと、後ほど「⾔った⾔わない」の原因になるほか、前提条件が分からないので比較見積りも満足に行えません。

例:安価なペンキを使って○○円なのか、機能性の高いペンキを使って○○円なのか、条件が分からないと⾼いのか安いのか⽐較しようが無い

お見積もりはどこの会社も0円で発行してくれ、見積り発行=契約ではないので、数多く見積り書を発行する塗装店では一枚一枚の見積りに時間をかけられない事情も分かります。

しかしお見積もり書は「お客様との約束の証」ここに嘘偽りがあってはいけません。
内訳項目がしっかり記載されたお見積もりで、各項目について質問しても嫌な顔せず回答してくれる塗装店を選びましょう。

 

窓まで塗りつぶす前提の適当な見積り・高品質塗料を使うと作業料も上がる謎の見積り

窓まで塗りつぶす前提の適当な見積り・高品質塗料を使うと作業料も上がる謎の見積り

「一式」見積りは危ないと分かりましたが、内訳がしっかり記載されていても要注意の見積りはあります。

例えば塗装する外壁の面積。住宅を建てた際の図面が用意できない際は、塗装面積を算出するため外壁を計ります。

しかし窓や扉など、本来は除外すべき箇所も塗装面積に含まれていることも。勿論本番の工事の際は塗装しないので窓を塗りつぶされてしまう事はありませんが、ムダにペンキ代が水増しされているのは気持ちの良い物ではありません。

それ以外に高品質塗料を使うと何故かその他の費用も割高になる見積りや (ホントはペンキ代の差額だけです)、足場の内訳がおかしな見積りなど業界人が見れば「?」が何個も出てくる見積り、意外と多いです。

価格が安すぎる

価格が安すぎる

 

人件費やガソリン代が高止まりの昨今「安くてキレイで長持ち」を実現する外壁屋根塗装はなかなか難しいです。
どこの塗装店も品質を落とさずお手頃価格を実現しようと切磋琢磨していますが、その中でも露骨に安い見積りが出てきたら要注意。ワケありの可能性があります。是非安い理由を聞いてみましょう。

同業者から見て露骨に安くできるポイントとしたら「ペンキをジャブジャブ薄め、ペンキ代を削減」「訳アリか素人のスタッフを使い人件費を削減」「完成後見えなくなる下地処理で手を抜く」ぐらいしか思いつかず、このどれもが品質低下に直結する削減ポイントです。

「安物買いの銭失い」これだけは避けて欲しい!他社の見積り内容に不安があれば、気軽に相談くださいね。

 

オンライン見積り・見積りシミュレーションの罠

オンライン見積り・見積りシミュレーションの罠

ホームページの⾒積りシミュレーションや、ZOOM等のテレビ電話を利⽤したオンライン⾒積り、コロナ禍を経て導入する塗装店が多くなりました。

簡単にそれっぽい⾦額は出るものの誰もあなたの家の劣化具合を⾒ていませんよね。
建物を⻑持ちさせたいのであれば劣化具合に合わせた塗装が必要です。

ここで大切なのは「劣化が多いほど見積り金額が高くなる」訳では無く「プロが見ても以前の塗り替えが成功しており、部分的な修繕でもあと3年は持ちそう」といったプラスの判断もできるという事実です。

コスパの良い塗り替えリフォームは現地調査が必須です!
どこの塗装店でも現地見積りは無料でやってくれるので、是非依頼してみてください。